
早期退職にリストラ、パワハラや精神的なメンタルの問題、あとは単純に転職など会社を辞める理由は人それぞれです。
会社に居残った人は、そんな退職していく人たちに対して『自分たちよりも下にみる傾向があります』
- この会社にマッチできない無能なやつだ
- リストラされた人だ
- 他の会社に行っても活躍できないだろう
といった感じです。全ての人に当てはまる訳ではないですか、このように考える人も少なくありません。また大企業であればあるほど、そこからドロップアウトした人は見下される傾向が強くなります。
会社を辞めて行った人は本当に無能なのでしょうか?
答えはNoです。むしろその逆で会社に居残っている人の方が人生リスクが高く、場合によっては無能な人だったりするのです。
なぜなら居残り続けている人の多くはその会社にいること以外に選択肢がなくて、その会社以外で自身の能力が通用しないことを知っているからです。
この記事では会社に居残り続けることが如何に無能なことなのか、居残り続けることで起こる人生リスクについて詳しく解説していきます。ぜひ最後まで記事を読んで頂けると大変嬉しいです。それではさっそくはじめていきましょう
会社に居残り続ける人が無能である理由について
最初に結論からいうと『有能な人・できる人は同じ会社でずっと働くようなことはしません。』
なぜなら『会社に雇われるということは会社の経営者に人生を搾取されること』だと有能な人は知っていて、有能な人ほど搾取される側から搾取する方に回ろうと考えているからです。
例えば、働いている会社を利用して自身のスキルアップをしたり、起業して自身の会社を作ったり、会社に利用されるのではなく、会社を利用・管理する側にまわろうとしています。
一方、会社に居残り続ける多く人は自分は無能だと十分に理解していて、無能ゆえに他の会社では働くことができない、だからできる限りこの会社に居続けようと考えます。
人生が80年続くとするならば、会社に居残り続けること自体がリスクであり、問題の先送りでしかないという事実に気がついていない無能がたくさんいます。そして、その問題の深刻さに気づいた時にはすでに時遅くて、加齢によって問題解決ができなくなっているケースも多々あります。
なぜ、会社に居残り続けることが無能でリスクが高いのか、改めて5つの項目に整理してみたのでみていきましょう。
① 外の世界を知らない

ずっと同じ会社で働いていると、その会社がこの世界の全てであるような錯覚に陥ります。
『今の状況が世界の中心であり、世界はここのルールや常識を中心に回っている』
特に大企業に勤めている多くの人は、このような錯覚や誤解をしている傾向がとても強い印象があります。
この錯覚や誤解はかなり深刻で、その結果その会社でしか通用しない無能な人間になってしまいます。まさに『井の中の蛙大海を知らず』
② 今の環境に甘えて能力が鈍ってしまう
業績好調な大企業に勤めている人に多いのですが、環境に甘えてしまうことで能力が鈍ってしまい無能な人間になっていきます。
たとえ無能な人がいたとしても大企業ですから、過去の有力な資産や優秀な人材はたくさんいます。そのような有力な資産や一部の優秀な社員の活躍により業績も好調を維持することができて、無能な人も給料がもらえます。ようするに大企業で働く多くの無能な社員は努力をする必要がまったくありません。
一方で、自分がやらなければ会社が傾いてしまうような厳しい環境で働いている人は、たとえ大企業の無能な社員と比べて給料が低かったとしても常に自分自身をアップデートしなければ生きていけませんから、どんどんスキルアップしていきます。
③ 会社の恩恵で結果を出せていることを自分の能力だと勘違いしてしまう
こちらも大企業に勤めている方に多いケースですが、結果を出せているのが会社の資産や信用など会社のネームバリューの恩恵を受けているのだと考えず、自分の能力のおかげだと勘違いしてしまうケースは大変多いです。
この勘違いが暴走するとかなり厄介で、その勘違いを持ったまま起業したり転職をすることで自分の無能さに愕然とし、途方にくれてしまうのです。
会社に居残り続けてる状態は、自分の無能さを自覚できない病にかかっているということもできます。
④ そもそも会社に雇われている状況は経営者に搾取されている
そもそも会社員であることは、どんなに高い給料をもらっていても、基本的に会社の経営者に搾取されている構造であることは変わりません。
無能ですから搾取されているという『わかりやすい現実』にも気がつかず、もしくは直視せずに搾取され続けて人生を終えます。
有能な人はそれをわかっているから会社にただ搾取されるわけではなく、会社を利用してスキルアップしたり、自ら会社を作って経営する側に回ろうと努力します。
でも会社に居残り続ける人の多くは、このわかりやすい現実すら目に入ってこないのです。
⑤ 定年という形で必ず終わりはくるが、人生は終わらない
有能な人は人生は有限であり、会社員であることは必ず定年という形で終わりが来るけど人生はまだまだ終わらないという残酷な現実を知っています。
でも無能な人はそこに気づかずに、今の状態が永遠に続いていくかのように考えている人が非常多いように思います。
大事なことなのでもう一度言いますが
「人生は有限です。会社員であることには定年という形で必ず終わりが来るけど、人生はまだまだ続いていきます。」
これは紛れもない事実です。
会社を辞めて行った人が成功し、転職した人はもっと上を目指せている事実

『会社に居残り続けている人の大半は無能である』
『その会社で昇進して、高給をもらい、評価されたとしてもその状況に甘んじているのは無能な証である』
これは事実です。
だって有能なら自分で会社を作ったほうが儲かるし、本当に有能ならもっといい給料をもらえる会社にいくらでも転職できるわけですから。
こんな現実があります。
- 以前の会社では無能と呼ばれていたけど、辞めて起業したら世間からは優秀と評価された
- 以前の会社では無能と呼ばれていたけど、転職したら優秀だと評価された
ようするにリストラや早期退職などを掻い潜って、会社に残れた人は必ずしも優秀なのではなくて、ただその会社で生き残る術を持っていただけの無能である可能性もあるってことです。
いますぐにはその無能さを露呈することはないけど、いずれ必ず自分の無能さに愕然とするときがやってきます。会社に居残り続けることは問題の先送りをしているだけだということを認識しましょう。
結局のところ行動した人には絶対に勝てません。なぜなら『人生は基本的にチャレンジという行動の連続でしか切り開くことはできない』からです。
今の会社に居残り続けて、そこで昇進して給料がもらえてもあなたの会社ではないし、決してあなたのものにはなりません。その事実をわかっていて、それでも今の会社に居残り続けることでしかできないのは無能であるということを受け入れてしまっていることになります。
『人生は自分で切り開くもの』です。
その手段として必ずしも『転職』や『起業』が正解とは言いませんが、正解を探す手段としては有効です。
わたしもこれまでにさまざまな転職を経験してきました、その中でも特におすすめの転職サービスを下記の記事でピックアップしています。
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